2021-04-21 第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
ルセンティスのほかにも保険収載された抗VEGF剤は、厚生労働省からの資料ですよ、これは。アイリーア、七百四十億円、二〇一九年のデータです。同様に、ルセンティス、二百八十五億円。ベオビュという更に新しいものはデータがありません。つまり、もう一千億を軽々と超えてしまっているんです。 私は、厚生労働委員会の質疑で、十年前にも、これは早晩一千億は超えると予見しておりました。医療財政の実際大きな負担。
ルセンティスのほかにも保険収載された抗VEGF剤は、厚生労働省からの資料ですよ、これは。アイリーア、七百四十億円、二〇一九年のデータです。同様に、ルセンティス、二百八十五億円。ベオビュという更に新しいものはデータがありません。つまり、もう一千億を軽々と超えてしまっているんです。 私は、厚生労働委員会の質疑で、十年前にも、これは早晩一千億は超えると予見しておりました。医療財政の実際大きな負担。
例えば、後で話しますけれども、抗VEGF剤とかの投与は、薬だけ高くて、見た目の診療報酬は上がります。しかし、実質的な技術料、つまり、本来、従業員、スタッフ、医療従事者に還元される部分の診療報酬は伸びないんですよ。分かりますよね、大臣、それは。抗VEGF、キムリア、そういったものを使えば見かけの診療報酬は上がる。見かけの診療報酬は上がるんですよ、場合によっては。これも分かりません。
現在、ルセンティスや同様の抗VEGF剤の市場規模は一千億円を上回っています。我が国の医療財政圧迫の要因になっています。 だから、ここも、アメリカもやっていることなんです。大臣がおっしゃったように、アメリカは国民皆保険じゃないです。そういった国でもアバスチンを使っているんですよ。使えばこの一千億円を圧縮できるんです。こういったことをやるべきだと思います。